【第1回番町アカデミー】防災特別講演「見直された首都直下地震の被害想定」を開催しました。
2026年5月11日
2026年5月8日、千代田区いきいきプラザ一番町にて、【第1回番町アカデミー】防災特別講演「見直された首都直下地震の被害想定」を開催しました。
講師は、国内外の災害現場を数多く取材されてきた元NHK解説委員の山﨑登氏です。今回は 、約12年ぶりに見直された最新の被害想定をもとに、私たちが今すべき対策についてお話しいただきました。

山﨑さんは、「地震は雨と違っていつ起きるか分からないから、事前の準備が一番大事」だとお話しされていました。これまでの大きな地震では、建物の下敷きになって亡くなる方がたくさんいました。だからこそ、震度7の大きな揺れでも倒れない家にすることが、自分や家族の命を守れるかどうかの分かれ道になります。
また、揺れから生き延びた後も災害関連死や帰宅困難といった深刻な課題が待ち受けています。避難生活での持病悪化やストレスを防ぐには、地域ごとの福祉・介護 ・医療の連携が不可欠であり、大規模な火災や停電を想定して具体的にイメージしておくことが重要です。
「今日は起きなかった」ではなく「次の地震に一歩近づいた」という意識を持ち、東日本大震災での「釜石の奇跡」のように、日頃から知識を蓄え、想定にとらわれない想像力を養うことがいざという時の正しい行動に繋がります。
改めて日頃の備えを見直す貴重な機会となりました。
編集後記
今回、山﨑先生のお話を伺いながら、改めて私たちの仕事の責任の重さを実感しました。高齢福祉の現場では、自分自身の身を守ることはもちろん、入居者様や利用者様の命をどう守り抜くかが問われます。
特に「釜石の奇跡」のお話を改めて聞き、「自分は大丈夫」「まだ大丈夫」といった思い込みを捨て、とにかくすぐに行動に移すことの大切さを痛感しました。防災の知識を増やすことは、いざという時に自分や大切な人を守るための視野を広げる方法の一つでもあります。
この防災特別講演は今後も続き、様々な専門分野の講師の方をお招きする予定です。
私自身、これからも積極的に参加し、さらに視野を広げて日々の備えに活かしていきたいと思います。
(社会福祉法人カメリア会 広報担当)