冬の季節になると、インフルエンザやノロウイルス、新型コロナウイルスなどの感染症が増加します。特に高齢者や免疫力の低下した方々にとって、これらの感染症は大きなリスクを伴います。当施設では、冬季の感染症対策と健康管理において、医務課を中心にさまざまな取り組みを行い、ご家族の皆様にも感染症予防の協力をお願いしています。本日は、当施設の具体的な対策や、ご家族の皆様への感染症予防アドバイスをご紹介します。
感染症対策の基本方針
当施設では、感染症予防において「早期発見」「早期対応」を重視しています。特に高齢者が多く暮らす施設では、インフルエンザや風邪、新型コロナウイルスなどの感染拡大を防ぐために、以下の対策を徹底しています。
手洗い・手指消毒の徹底 スタッフと入居者、訪問者に対して、こまめな手洗いとアルコール消毒を徹底しています。これにより、インフルエンザや新型コロナウイルスの感染リスクを抑えています

マスクの着用 全スタッフは、常にマスクを着用し、飛沫感染のリスクを最小限に抑えています。また、入居者や訪問者にもマスクの着用を推奨しています。
適切な換気 施設内の換気を定期的に行い、ウイルスが滞留しないように環境を整えています
体調管理と健康チェック 毎日、入居者様とスタッフの体温測定を行い、少しでも異常があれば速やかに医務課に報告します。新型コロナウイルスへの対応として、体調不良の兆候が見られた場合は抗原検査も実施しています。
入居者の健康管理
冬の寒さや感染症から入居者様を守るため、当施設では以下のような健康管理を行っています。
栄養バランスの取れた食事提供 栄養士の指導のもと、ビタミンやミネラルが豊富な食事を提供し、免疫力を高める食生活をサポートしています。特に、新型コロナウイルスやインフルエンザに対する抵抗力を強化するため、旬の食材を活用しています。
十分な水分補給の推奨 冬は乾燥しやすいため、脱水症状になりやすいことを考慮し、定期的に水分補給を促しています。これにより、乾燥による喉や気道の感染症リスクも軽減しています。
定期的な運動とリハビリ 室内でできる軽い運動やリハビリを推奨し、身体の機能を維持し、免疫力を高めるサポートをしています。運動により体力を保つことは、インフルエンザや新型コロナウイルスの感染予防にも役立ちます。
インフルエンザやノロウイルス、新型コロナウイルス対策
ワクチン接種の推進 インフルエンザワクチンや新型コロナウイルスのワクチン接種を推奨し、希望者には施設内で接種を行っています。特に高齢者は重症化のリスクが高いため、予防接種の徹底を図っています。

外部との接触制限 感染症の流行時期には、訪問者に対して入館制限を設け、外部からのウイルス持ち込みリスクを減らしています。また、オンライン面会の導入により、入居者様がご家族と安全に交流できる環境も整えています。
ノロウイルスの拡大防止 嘔吐や下痢の症状が見られた場合、直ちに個室での隔離と医師による診察を行い、感染拡大を防ぐための対応を徹底しています。また、施設全体の消毒と清掃を強化し、感染リスクを最小限に抑えています。
ご家族への感染症予防アドバイス
ご家族の皆様におかれましても、大切なご家族を感染症から守るため、以下の対策をお願いしております。
面会時の手洗い・消毒 施設を訪問される際には、必ず手洗いとアルコール消毒を行い、ウイルスの持ち込みを防ぎましょう。面会前後にも手指の消毒を徹底してください。
体調が悪い場合の訪問自粛 風邪症状や体調不良がある場合は、無理に訪問せず、体調が回復してからの面会をお願いしています。特に、発熱や咳、喉の痛みがある場合は、感染リスクが高いため、オンライン面会をご利用いただけます。
ワクチン接種の推奨 インフルエンザや新型コロナウイルスのワクチン接種は、ご家族の皆様にも推奨しています。ワクチンを接種することで、重症化のリスクを減らし、ご家族全体の健康を守ることができます。
帰宅後の手洗い・うがいの徹底 外出後や施設訪問後には、帰宅時に必ず手洗い・うがいを行いましょう。これにより、家庭内での感染拡大を防ぐことができます。
咳エチケットの実践 訪問時には、咳やくしゃみが出る場合は、マスクを着用し、咳エチケットを守ってください。ティッシュや腕で口を覆うことでも、飛沫感染を防ぐことができます。
まとめ
冬の季節はインフルエンザやノロウイルス、新型コロナウイルスの感染リスクが高まりますが、当施設では医務課を中心にスタッフ一同が一丸となって感染症対策に取り組んでいます。入居者様一人ひとりが安心して過ごせる環境を提供するため、ご家族の皆様にもご協力いただき、今後も徹底した健康管理と感染症対策を行ってまいります。
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